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暦注用語集

カレンダーに載っている「大安」「仏滅」「天赦日」「三隣亡」といった言葉は、日付から機械的に決まる暦の記号です。このページでは、それぞれが何を意味し、どういう規則でその日に割り当てられるのかをまとめています。

説明サイトからの孫引きではなく、本サイトが実際に計算に使っている判定ルールをそのまま書いています。流派によって結論が分かれる項目は、どちらか一方に決めず「分かれる」と明記します。暦注は民間の習わしであり、科学的な因果関係が確認されているものではありません。

六曜の順番と決まり方

六曜は先勝→友引→先負→仏滅→大安→赤口の順に一日ずつ巡り、赤口の次はまた先勝に戻ります。

ただし起点は旧暦の各月の1日(朔日)で決まっていて、月が替わるたびに並びはそこから始まり直します。1月と7月の朔日は先勝、2月と8月の朔日は友引というように、6か月で一巡します。

旧暦の月と、その月の1日(朔日)の六曜
旧暦の月1日(朔日)の六曜
1月・7月先勝
2月・8月友引
3月・9月先負
4月・10月仏滅
5月・11月大安
6月・12月赤口

この決まりは、旧暦の月と日を足した数を6で割った余りに言い換えられます。余りが2なら先勝、3なら友引、4なら先負、5なら仏滅、0なら大安、1なら赤口です。当サイトの六曜も、この規則で旧暦の日付から求めています。

例えば2026年9月25日は旧暦8月15日(中秋の名月)で、8+15=23、23÷6の余りは5なので仏滅です。旧暦8月15日は毎年同じ計算になるため、中秋の名月はいつも仏滅にあたります。

月の替わり目では並びが途中で切り替わります。2026年は2月16日(旧暦12月29日)が仏滅で、順番どおりなら翌日は大安ですが、翌日の2月17日は旧暦1月1日(旧正月)にあたるため先勝から始まり直します。新暦のカレンダーで六曜が規則的に並ばないのはこのためです。

出典:国立国会図書館「日本の暦」吉凶を表す言葉①六曜

開運日・選日

天赦日の意味・決まり方・注意点

読み方:てんしゃにち

天が万物をゆるすという伝承に由来し、広く吉とされた暦注です。国立国会図書館では暦の下段に記す言葉として紹介しています。

天赦日は、どの季節のどの干支で決まりますか?

春は戊寅、夏は甲午、秋は戊申、冬は甲子です。まず立春・立夏・立秋・立冬で季節を決め、次にその日の日干支を照合します。ここでの季節は、新暦の3〜5月などの区分とは異なります。

  • 5月に入っていても立夏の前日までは春の規則を使います。
  • 冬は年をまたぎ、次の年の立春の前日まで甲子の日を照合します。

根拠:国立国会図書館「日本の暦」吉凶を表す言葉③下段(天赦日の由来・季節と干支) / 当サイトのデータ・計算方法と照合範囲

天赦日がない月や、同じ季節に2日あるのはなぜ?

指定された一つの干支は60日ごとに巡り、該当する季節の内側に来た日だけが天赦日になります。月ごとに必ず一日ある仕組みではなく、季節の長さと干支の巡り合わせによって年間の日数も変わります。

  • 月だけを絞って0件でも、表示の欠落とは限りません。全年の日付と、前後の月を確認できます。
  • 同じ季節に二つの日付があるときは、両日の日干支を照合できます。件数の少なさを吉凶の順位に置き換えることはしません。

根拠:国立国会図書館「日本の暦」吉凶を表す言葉③下段(天赦日の由来・季節と干支) / 当サイトのデータ・計算方法と照合範囲

天赦日と一粒万倍日が重なる日は、どうやって確かめますか?

天赦日は季節と日の干支、一粒万倍日は節月と日の十二支を別々に照合します。両方に該当した日だけが重なりです。同じ天赦日の中でも節月が違うため、一粒万倍日になる日とならない日があります。

  • さらに不成就日が表示される場合は、旧暦の月日による第三の判定です。各規則の結果を並べており、自動的に相殺する処理はありません。

根拠:国立国会図書館「日本の暦」吉凶を表す言葉③下段(天赦日の由来・季節と干支) / 国立国会図書館「日本の暦」吉凶を表す言葉④その他(比較する一粒万倍日・不成就日)

天赦日の日付の決まり方

立春から立夏の前日までは戊寅、立夏から立秋の前日までは甲午、立秋から立冬の前日までは戊申、立冬から次の立春の前日までは甲子の日に当たります。季節の切り替わりには節入りを使います。掲載日はこの規則に基づく当サイトの算出値で、国立国会図書館が発表した日付一覧ではありません。

春:立春〜立夏の前日
戊寅(つちのえとら)
夏:立夏〜立秋の前日
甲午(きのえうま)
秋:立秋〜立冬の前日
戊申(つちのえさる)
冬:立冬〜次の立春の前日
甲子(きのえね)
カレンダーの使い方と、ほかの暦注との違い
  1. 希望する年を選び、月や曜日で絞ります。天赦日がない月もあるため、結果が0件なら条件や前後の月を確認します。
  2. 一粒万倍日との重なりを見たい場合は条件を追加します。不成就日との重なりは別に表示し、除外するかは自分で選べます。
  3. 候補の日付・曜日を選び、他の暦注や祝日も確認します。予定先の営業日や予約条件と照合し、必要な日を保存して後から見直します。

天赦日は四季それぞれに定めた日の干支を使い、一粒万倍日は節月ごとの日の十二支を使います。天赦日だけの日と両方に当たる日を分けて確認できますが、当サイトは重なる日に独自の吉凶順位を付けません。

天赦日でも予約先の休業日や手続きの締切は変わりません。数の少ない日付に合わせて無理に予定を変える必要はありません。

天赦日についてよくある疑問

天赦日と不成就日が重なったら、どう見ればよいですか?

別々の規則に該当した日として、両方を確認できます。国立国会図書館の紹介は各規則を示していますが、重なったときの優先順位は定めていません。当サイトも一方を優先せず、気になる人が不成就日を除外できる表示にしています。

天赦日にしてはいけないことはありますか?

このサイトでは、天赦日だからという理由で行動を一律に禁止したり、何をしてもよいと勧めたりしません。他の暦注との重なりと、予約・手続き・準備など現実の条件を分けて確認してください。

出典・算出の説明

一粒万倍日の意味・決まり方・注意点

読み方:いちりゅうまんばいび・いちりゅうまんばいにち

一粒の種が豊かな実りにつながるという連想から、物事を始める日として用いられた選日です。国立国会図書館は仕事始め・開店・種まきなどの例を紹介しています。

一粒万倍日に始めることには、どんな例がありますか?

国立国会図書館の解説が挙げるのは、仕事始め・開店・種まきなどです。小さな始まりを実りに結び付けて考えた伝承であり、ここでいう「始める」は、買うことや申込むことを何でも勧める意味ではありません。

  • 伝承にある例:仕事を始める、店を開く、種をまく。
  • 予定を整理する例:開店日を選ぶなら、準備の完了日や関係先の予約日を先に確かめ、選べる日の中で暦を見比べます。

根拠:国立国会図書館「日本の暦」吉凶を表す言葉④その他(一粒万倍日・不成就日)

「一粒が万倍になる」とは、どういう由来ですか?

一粒の籾が、育って多くの実を付ける稲穂になるというたとえです。増えてほしい始まりを祝う意味と、望ましくないことまで増えるのを避ける意味の両方がありました。昔の解説で借り物が避けられるのも、この連想によります。

  • 由来の説明と、現代の取引・支払いの判断は別です。この日付を根拠に、利益が増える・借りた物が悪い結果を招くとは判定しません。

根拠:国立国会図書館「日本の暦」吉凶を表す言葉④その他(一粒万倍日・不成就日)

新暦の同じ月でも、決まり方が途中で変わるのはなぜ?

一粒万倍日の「月」は新暦の1日ではなく、二十四節気のうち節入りで切り替えます。その節月に割り当てられた二つの日の十二支と、調べる日の十二支を照合します。12日おきの十二支だけを追い続けると、節入りの前後を取り違えます。

  • 寒露から立冬の前日まで:酉・午の日を確認します。
  • 立冬から大雪の前日まで:酉・戌の日に切り替わります。新暦11月の途中であっても境目は立冬です。

根拠:国立国会図書館「日本の暦」吉凶を表す言葉④その他(一粒万倍日・不成就日) / 当サイトのデータ・計算方法と照合範囲

始める候補日が不成就日と重なったら、何を比べればよいですか?

一粒万倍日の条件を満たすことと、不成就日の条件を満たすことを分けて確認します。当サイトの絞り込みは、気になる暦注を表示・除外して候補を見比べる操作であり、どちらの効力が上かを決めるものではありません。

  • 予定を動かせる場合:同じ期間で不成就日を含む結果と除外した結果を見比べます。
  • すでに予定が決まっている場合:日付の詳細で重なりを確認し、予約や準備の事情と分けて検討します。

根拠:当サイトのデータ・計算方法と照合範囲

一粒万倍日の日付の決まり方

立春・啓蟄などの節入りで区切る月と、その日の十二支を照合します。節月ごとに二つの十二支があり、該当する日が一粒万倍日です。新暦の毎月1日から月末まで同じ規則になるわけではありません。表示する日付は、この規則に基づく当サイトの算出値です。

正月節:立春〜啓蟄の前日
丑・午
2月節:啓蟄〜清明の前日
酉・寅
3月節:清明〜立夏の前日
子・卯
4月節:立夏〜芒種の前日
卯・辰
5月節:芒種〜小暑の前日
巳・午
6月節:小暑〜立秋の前日
酉・午
7月節:立秋〜白露の前日
子・未
8月節:白露〜寒露の前日
卯・申
9月節:寒露〜立冬の前日
酉・午
10月節:立冬〜大雪の前日
酉・戌
11月節:大雪〜小寒の前日
亥・子
12月節:小寒〜立春の前日
卯・子
カレンダーの使い方と、ほかの暦注との違い
  1. 希望する年と月を選び、必要なら曜日を絞ります。月暦の一粒万倍日と検索結果の件数で、予定に合う候補を確認します。
  2. 天赦日と重なる日を探す場合は重なりの条件を使います。不成就日の表示も確認し、気になる場合だけ除外して候補の変化を見ます。
  3. 日付の詳細で他の暦注や祝日を確かめ、実際の予定と照合します。候補を保存するときも日付・曜日・注意事項を確認してください。

一粒万倍日は節切りの月と日の十二支で決まり、天赦日は四季と日の干支で決まります。別の規則なので重なる日もあります。重なりは二つの条件に該当するという意味で、効果の強さや成功率の順位ではありません。

伝承上の「実り」は成果の保証ではありません。開店・作業の予定は、準備や関係先の予約条件も合わせて決めてください。

一粒万倍日についてよくある疑問

一粒万倍日は何と読み、どんな意味ですか?

当サイトでは「いちりゅうまんばいび」、国立国会図書館の解説では「いちりゅうまんばいにち」と読んでいます。読み方が違っても、ここでは同じ選日を指します。

一粒万倍日にしてはいけないことはありますか?

昔の選日の説明には、増えるという連想から借り物を避ける考え方もあります。これは伝承の紹介で、現代の契約や支払いの適否を決める基準ではありません。特定の行動で利益が出る、損をするとは判断していません。

出典・算出の説明

中段(十二直)

十二直(じゅうにちょく)

十二直(じゅうにちょく)とは、建・除・満・平・定・執・破・危・成・納・開・閉の12種が一日ずつ順に巡る暦注で、かつての暦の中段に記されたことから「中段」とも呼ばれます。

十二直の詳しいページを見る

関連:鬼宿日

二十八宿

鬼宿日(きしゅくにち)

二十八宿の「鬼」にあたる日。「鬼が宿にいて外を出歩かない」とされ、婚礼以外の万事に大吉とされます。28日ごとに巡るため年13日前後あります。

決まり方
二十八宿は角・亢・氐…と28日周期で連続して巡り、そのうち「鬼」に当たる日です。旧暦の月とは無関係に、日付から一意に決まります。
流派・注意点
婚礼だけは避けるとされる理由は、鬼が家にいる日に嫁入りするのを忌むためと説明されます。婚礼にも良いとする解説も見られますが、避ける側が通説です。
習わし
参拝・お祝いごと・買い物など幅広く良いとされます。釈迦の誕生日が鬼宿日だったという言い伝えから、仏事とも結びつけられます。
似た暦注との違い

天赦日:天赦日が季節と干支で決まり年5〜6日なのに対し、鬼宿日は二十八宿の周期で決まり年13日前後。婚礼に限っては鬼宿日を避けるという点が大きく違います。

2026年の該当日
全 13 日1/2・1/30・2/27・3/27・4/24・5/22・6/19・7/17・8/14・9/11・10/9・11/6・12/4
出典

『現代こよみ読み解き事典』『旧暦読本』ほか撰日法の解説書

国立天文台 暦計算室「暦Wiki」

関連:天赦日

下段(選日)

不成就日の意味・決まり方・注意点

読み方:ふじょうじゅび

不成就日は、始めごとを控える目安として伝えられてきた選日の一つです。旧暦の月日から割り当てます。名前は伝承上の吉凶を表すもので、その日にしたことが実際に失敗するという予測ではありません。

日付がすでに決まっているとき、何を確かめればよいですか?

まず予定日を調べ、その日が不成就日に当たるかを確認します。当たる場合は、同じ日の六曜・一粒万倍日・天赦日などを別々に見ます。月の一覧から日を数え直すより、表示された旧暦の月日と規則を照合すると確かめやすくなります。

  • 確認する順番:予定の新暦日付 → その日の旧暦月日 → 不成就日の該当 → 同日の暦注。
  • 日付の詳細を開いた後も、元の年・月・重なり条件に戻って候補を見比べられます。

根拠:当サイトのデータ・計算方法と照合範囲

前の不成就日から8日たっていないのに、また不成就日になるのはなぜ?

8日ごとに数えるのは、同じ旧暦月の中です。旧暦の月が替わると、その月に対応する起点から数え直します。新暦の1日で切り替えるのでも、ある日からずっと8日を足し続けるのでもありません。

  • 旧暦12月は6・14・22・30日が該当します。次の旧暦1月は3・11・19・27日へ切り替わります。
  • 旧暦月に存在しない日付は数えません。月末をまたぐ前後の日数は、旧暦月の長さと次月の起点で変わります。

根拠:国立国会図書館「日本の暦」吉凶を表す言葉④その他(不成就日の読み方・配当表) / 当サイトのデータ・計算方法と照合範囲

大安や一粒万倍日も表示されるのは、判定の間違いですか?

間違いとは限りません。不成就日と六曜・吉日は異なる規則で決まるため、同時に当たります。表示は同日の各規則の結果を並べたものです。不成就日を含む日だけを見たい場合と、吉日を探す際に不成就日を除きたい場合は、使う条件が異なります。

  • このページ:不成就日の中から、一粒万倍日・天赦日・大安との重なりを確認します。
  • 一粒万倍日・天赦日のページ:吉日の中から、不成就日を含む・除く条件で見比べられます。

根拠:当サイトのデータ・計算方法と照合範囲

予約済みの予定日が不成就日なら、必ず変更すべきですか?

このサイトは、暦注だけを理由に変更が必要とは判断しません。すでに決まった予定を確かめることと、新しい候補日を選ぶことは分けて扱えます。変更を検討する場合も、関係する人の都合、受付日、予約条件などを並べて相談するための情報として使ってください。

  • 日付を維持する場合:同日の情報を確認し、必要な準備や関係先との連絡を進めます。
  • 他の日も検討したい場合:同じ月・曜日の候補と実際の予約条件を見比べます。日付の名前だけで取り消しを勧めるものではありません。

根拠:当サイトのデータ・計算方法と照合範囲

不成就日の日付の決まり方

旧暦1・7月は3日、2・8月は2日、3・9月は1日、4・10月は4日、5・11月は5日、6・12月は6日を起点に、同じ旧暦月の中で8日ごとに割り当てます。旧暦の月が替わると起点も変わるため、新暦の月内では単純な8日間隔にならない場合があります。掲載日はこの規則による当サイトの算出値です。

旧暦1月・7月
3・11・19・27日
旧暦2月・8月
2・10・18・26日
旧暦3月・9月
1・9・17・25日
旧暦4月・10月
4・12・20・28日
旧暦5月・11月
5・13・21・29日
旧暦6月・12月
6・14・22・30日
カレンダーの使い方と、ほかの暦注との違い
  1. 予約や行事の日付が決まっている場合は、予定日の確認から始めます。年の月暦や絞り込み条件とは分けて、その一日の結果を見られます。
  2. まだ日を選んでいる場合は、年・月・曜日で一覧を絞ります。一粒万倍日・天赦日・大安との重なりも追加して、条件に合う日を確認できます。
  3. 旧暦の月日と規則表を見比べ、必要なら単日の詳細へ進みます。戻ると元の条件で、他の日を続けて確認できます。

六曜も旧暦の月日を使いますが、不成就日とは別の規則です。一粒万倍日は節切りの月と日の十二支、天赦日は季節と日の干支で決まります。由来も周期も違うため、同じ日に複数の表示があることは矛盾ではありません。

旧暦月の切り替わりでは、前後の不成就日の間隔が8日とは限りません。予定日は新暦の日付と旧暦の月日の両方で確認してください。

不成就日についてよくある疑問

不成就日に契約などを済ませてしまったら、どう考えればよいですか?

済ませた行為の結果を、暦の日付だけで悪いと決めることはできません。手続きや予約の内容に確認したい点があれば、日付の縁起とは分けて関係先に確かめてください。当サイトから取消しや、吉凶を打ち消すための行為を勧めることはありません。

不成就日は気にしなくてもよいのですか?

暦注を日取りの目安にするかは、それぞれの考え方によります。気になる人は他の日と見比べ、特に気にしない人は予定の確認用として使えます。家族などと相談する場合は、暦を気にするかどうかと、実際に選べる日程を分けて話すと整理できます。

出典・算出の説明

三隣亡(さんりんぼう)

土木・建築の凶日。棟上げ・地鎮祭・建前を行うと「向こう三軒両隣まで滅ぼす」とされ、建築業界で今も強く意識されます。

三隣亡の詳しいページを見る

関連:

月齢・月相

月齢(げつれい)

朔(新月)の瞬間から何日経ったかを表す数値。0 に始まり、次の朔の直前に29前後まで増えて、また0に戻ります。

決まり方
朔の瞬間を0として、そこからの経過日数を日単位で数えたものです。1朔望月は平均29.53日なので、月齢は0から29前後までの値をとります。本サイトが各日に表示しているのは、その日の正午を基準にした正午月齢です。
流派・注意点
日本語の「月齢」には、まったく別の意味がもう一つあります。生まれてからの月数を指す育児の用語で、「月齢カード」「月齢フォト」「生後◯か月」の文脈で使われるものです。表記が同じため検索結果が混ざりますが、暦の月齢とは無関係の言葉です。本サイトの月齢はすべて月の満ち欠けのほうを指します。
習わし
月齢がおおよそ0で新月、7〜8で上弦の半月、15前後で満月、22前後で下弦の半月になります。ただし満月になる瞬間は月齢14.8前後で前後するため、月齢15の日が必ず満月とはかぎりません。
似た暦注との違い

正午月齢:月齢は本来どの瞬間についても決まる連続した値ですが、暦やカレンダーに載せるには1日1つの値が必要です。その日の正午を基準に切り出したものが正午月齢です。

旧暦の日:旧暦は朔の瞬間を含む日を1日とするため、旧暦の日付と月齢はおおむね1だけずれます(旧暦1日が月齢0前後)。旧暦15日が必ず満月にならないのもこのためです。

2026年の該当日
月齢は毎日あります。各日の正午月齢は単日ページと、月ごとの暦注一覧表に掲載しています。

関連:正午月齢朔弦望

正午月齢(しょうごげつれい)

その日の正午(日本標準時12時)時点での月齢。日本の暦やカレンダーが「月齢」として載せている数値は、慣行としてこの正午月齢です。

決まり方
直前の朔の瞬間から、その日の正午までの経過日数を小数第1位まで出したものです。1日につき1つの値が決まるため、カレンダーの升目に書き込めます。
流派・注意点
瞬間ごとの月齢とは最大で0.5ほどずれます。同じ日でも朝に見る月と夜に見る月では実際の月齢が0.5ほど違いますが、正午月齢はその日を代表する1つの値として扱います。基準時刻を正午以外に置く暦があるほか、朔の時刻の算出方法(計算式の近似の度合い)も一覧ごとに異なるため、他の一覧と小数第1位が合わないことがあります。
似た暦注との違い

月齢:月齢はどの瞬間にも決まる連続した値で、正午月齢はそれを毎日正午で切り出したものです。日常で「月齢」と書かれている数値はほぼ正午月齢を指します。

2026年の該当日
正午月齢は毎日あります。単日ページの「月齢」欄に表示している数値がこれにあたります。

関連:月齢朔弦望

朔弦望(さくげんぼう)

朔(新月)・上弦・望(満月)・下弦の4つの節目をまとめた呼び名。月と太陽の見かけの位置関係で決まる瞬間を指します。

決まり方
月と太陽の視黄経の差が0度になる瞬間が朔、90度が上弦、180度が望、270度が下弦です。日ではなく瞬間で決まるため、暦要項でも時刻まで発表されます。約7.4日ごとに巡り、1年におよそ50回あります。
流派・注意点
朔弦望は「日」ではなく「瞬間」です。望の瞬間が深夜0時すぎに来る回では、前日の夜に見上げた月のほうが満月に近い形をしています。「満月の日」と呼ぶときにどちらの日を指すかは、この時刻を見ないと決まりません。
習わし
旧暦は朔の瞬間を含む日をその月の1日とします。朔が日付をまたぐかどうかで月の立て方が変わるため、朔の時刻は旧暦・六曜の土台になっています。
似た暦注との違い

月齢:朔弦望が4つの節目の瞬間を指すのに対し、月齢はその間を連続した数値で表したものです。月齢0が朔、15前後が望にあたります。

2026年の該当日
朔弦望は約7.4日ごとに巡り、1年におよそ50回あります。日付と日本標準時の時刻は、月ごとのカレンダーページに掲載しています。

関連:月齢正午月齢

日付から調べる

特定の日にどの暦注が当たるかは、年間カレンダーや単日ページで確認できます。単日ページでは、その日がなぜその暦注になるのかという判定根拠もあわせて表示しています。

本ページの内容は暦注の由来と判定規則の解説であり、運勢を予測・保証するものではありません。